「NPOパワーアップ補助金」交付団体 訪問レポート vol.10
NPO法人さすが一の宮【一宮町】
平成21年10月25日(日)
| 一宮町は、上総国一の宮・玉前神社を中心にして栄えた門前町であり、かつては多くの著名人が滞在した避暑地としても名を知られていました。 美しい風土と、独自の歴史と文化がこの郷土に居住する人々にとっての誇りでした。 「NPO法人さすが一の宮」は、一宮町を中心とする地域の自然、文化、景観の保護と育成を基本とし、地域資源の発見・活用を通して風土・歴史に即した文化を再生し、次代へと伝えながら、地場産業とも連帯して地域の活性化に寄与することを目的に、平成20年3月に設立され、活動しています。 |
| これまでに、門前市の復興を目指した「上総国さすが市」の開催、「一宮・睦沢エコミュージアム体験」、町興しシンポジウム「門前町一宮を語ろう」などを実施してきました。 また、玉前神社の旧社務所は平成19年11月に解体されてしまいましたが、旧社務所は「白寿庵」と呼ばれ、明治初期の建築で入母屋瓦葺きの書院造りの建物で、法人は、その文化的な価値を惜しみ、再建のための母体としても活動しています。 倉庫には、旧社務所の解体された建築材が大切に保存されていました。 |
パワーアップ補助金を使って
| さすが一の宮では、パワーアップ補助金を活用し、事業計画ごとにプロジェクトチーム(部門)を立ち上げ、さすが市の開催、古民家・空き店舗の活用、旧社務所の再建準備、地場産ブランドの商品化に取り組む予定です。 さらに、これらの活動状況を会報「さすがNEWS」やブログで情報発信していく予定です。 現在は、活動に参加する会員が少なく、特定の会員に負担がかかりがちで、また、会員向けの会報の発行が少ないなどの課題がありますが、これらに取組むことで、会員が参加しやすい体制をつくることができ、また広報と情報発信が強化され、新しい会員や若い会員の獲得につながるなど、団体のパワーアップが図れるとのことです。 |
| 「上総国さすが市」を見てきました! 今回お邪魔したのは、玉前神社参道(通称桜馬場)で開催された、「上総国さすが市」です。 この事業は、まちづくりや地域の文化振興のため、伝統芸能や優れた技術を紹介しようと、平成20年4月から毎年春と秋に実施されており、今回が4回目でした。 今回は、地元の新鮮な農産物や伝統工芸品、木工品、骨董品の販売、手打ちそばや磯部もちなどを味わえる青空食堂、創作人形やパッチワークの展示など地元一宮町ばかりでなく、睦沢や茂原など近隣の地域からも含め、約40店が出店していました。 毎回2,000人ほどが訪れているそうですが、午前中雨が降るというあいにくの天気でしたので、少し減るのではと予想していました。 しかし、ちょうどハロウィン(10月31日)が近いこともあり、町の子どもたちが仮装して会場を練り歩くなど、会場は活気にあふれていました。 |
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「上総国さすが市」に一度出展した方は、次もまた出展したい、と言ってくださる方がほとんどだそうです。 今後も、来る者こばまずの姿勢で活動を続けていく一方で、新規の出展者も増えていくようにと、春・秋の季節に応じて出展内容を変化させていくことも考えています。 これからの展開がますます楽しみな「上総国さすが市」。 皆さまも是非、参加されてみてはいかがでしょうか。 |
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